正しい色調整や加工を行います。
デジタルカメラではセンサーで受け取ったレンズの画をデジタルに変換します。
この後、通常はメーカーによるプリセット現像が行われます。
( = jpg ファイル生成)(図1)
しかし、このままだと、環境の光によって、物質本来の色を表示することが出来ません。
それなので、ある基準に即した色の調整を行ことで、なるべく本来の色に近づける調整を行うことができます(図2)。
もう少しわかり易い例を挙げてみます。
りんごを撮影したとき、蛍光灯や白熱灯が混在するような環境であれば、太陽光の下で見るようなりんごの色を表示することが出来ません。( 上図左)
これらを調整することで、本来の色( 太陽光の下で見るような) に近づけることが出来ます(上図右)。
基本は基準を満たす「正しい色」を再現
写真の視聴環境は様々なので、すべての人が同じ色で写真を見ることは出来ません。しかし、りんごの例のように、視聴者には正しい色を伝えないと誤解が生まれてしまいます。
ただし、これを必ず守らなければいけないというわけではありません。色彩再現が重要でない場面では、写真を加工して印象を変えることができます。これは例えば白黒やセピア加工などがあります。