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ロケーションスチル撮影ガイド 2.現場でのセッティング、撮影

日付:
2017年09月02日
カテゴリー:
ディレクション, 撮影

ロケーション撮影でのガイド記事です。その2では撮影現場でのセッティングや段取りなどの事柄を記載します。

撮影する内容に合わせて、効率的な照明やプレビューのセッティングを行います。
ディレクターは撮影ガイド1で設定したチェックシートを参照し、カット内容を決定していきましょう。

撮影ではカットごとに、主に下記についてセッティングを行います。
・照明、ストロボ:現代カメラでは明るさが無いと撮れないということはありませんが、色を正しく収録したり、演出を加えるために必要となります。
・露出( 明るさ):露出計で正しい明るさを測定します。
・色見本:カラーチャートにより被写体の本来の色を再現できるようにします。
・カメラセットアップ:レンズの焦点距離( ズーム) 、ぼかしの度合い、シャッタースピードなどをセッティングします。

機材の軽量化

テクノロジーの発達により、カメラを中心として機材の性能はそのままに小型軽量化が可能となりました。
機材の取り回しの悪さは事故の原因となったり、フォトグラファーの体力を削る要因となるので、機材を小さくまとめる事はメリットになります。
ただしクライアントによっては機材の大きさ=信頼感に繋がる場合があり、説明を求められることもあります。

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