ロケーションスチル撮影ガイド 1.事前の準備

日付:
2017年05月14日
カテゴリー:
ディレクション, 撮影

撮影の前には必ず撮影内容を事前に打ち合わせ、取り決めを行います。
現場で撮影内容を取り決めするように進行すると時間がかかってしまい、なかなか撮影がうまくいきません。
事前にヒアリングシートにて撮影カット要望欄をリストアップしておき、小道具などの備品などは事前に準備します。

撮影には必ずディレクション/責任者となる人間を配置し、フォトグラファーの業務とは切り分けます。
フォトグラファーがディレクションを兼任する場合もあります。

WEB サイトに必要な素材を適当に集めて撮り、あとで使えそうなものを選んで使用する → ×
WEB サイトに必要な素材を用途と内容を絞り込んで撮りたい。→ ○

  • ・役員紹介ページに使用するバストアップ写真 3 人分
  • ・会社概要ページに使用する社員の集合写真( 社屋前に集まる)
  • ・インタビューページに使用するろくろ回し写真
  • ・各ページで使用するイメージ画像:製作風景

上記例のように、なるべく用途と内容を明確にしておくと、撮影をスムーズに進めることが出来ます。

ヒアリングシート

ヒアリングシートもWEB制作の設計書の1枚目と同じように、概要をまとめた表となります。

シート例

案件概要

案件名  例)
ブランド&EC WEBサイト○○
制作の目的  ※重要
使用システム  
ターゲット層  
キーワード  
トーンアンドマナー
コンセプト
 
参考資料  ※これがあるとフォトグラファーとの案件共有がしやすい
新規/
リニューアル
 
目的を達成する方法  ※重要
サービス内容  
競合他社  
特徴
アピールポイント
 
カラー キーカラー:
アクセントカラー:
ベースカラー
提供データ  

撮影概要

撮影時間  
撮影場所  
参加人数/各人の役割  例)
・ディレクター×1
・フォトグラファー×1
・モデル×2
・メイク×1
・アシスタント×2 など
照明・三脚等機材使用の可否  
主な被写体  人物/スティルライフなど
希望の写真の雰囲気  
納品媒体/データ形式 ※ポスプロの有無など
画像の用途 ※切り抜きや、WEB/紙媒体など用途に依って撮り方が大いに異なるため、前もって伝えておく必要有

必要となるカットをリストアップしておく

撮影現場にて、必要となるカットを管理するために予め撮影チェックシートを用意しておきます。
静止画だと難しい事が多いですが、ディレクターがリアルタイムでモニター確認できると捗ります。

写真を使用する箇所が分かる資料を作成しプリントアウトしておく。
タイムスケジュールを作成しておく。

トラブルを防ぐために

屋外ロケの場合は必ず所轄の警察署に道路使用許可を取得しておきます。

商業施設などにおいて、一般の人間がいる中での撮影はなるべく避けるようにします。
例えばストロボを使用する場合は、フラッシュ発光やスタンドやアンブレラなどの設置が事故を招くことがあり、また肖像権の問題もあります。
止むを得ず撮影を決行する場合は十分に撮影内容の周知を行っておく必要があります。